看護日記 その4
こんにちは。ノアの飼い主のノアのお母ちゃんです。
前回に引き続き、慢性腎不全の末期であろう、老犬ノアと過ごす最期の日々の様子を、日記のように記録していく形で、今回も書き残していこうと思います。
※あくまでも、素人の勝手な看護日記なので、獣医さんが首をかしげる内容も多々あるかと思いますので、もし試してみたいと思っていただいた内容がありましたら、主治医の先生に相談してからにしてくださいね。
実は、お母ちゃんは関西人なので、さんざん自分勝手に考察した後に、本当は(知らんけど)とつけ加えたい気持ちが山々なのですが、その気持ちは抑えながら真面目に書き綴っていこうと思います。
看護日記 その4
8/22(日)
本日も、補水とモーニングケアから1日が始まりました。
その後、水飲み場で自分で水を飲み、ある程度飲んだところで、がぶ飲み防止のため途中で下げられ、おしっこに行く。というルーティンができてきました。
今日も玄関で過ごすようです。
今朝はむかつきがあるようで、ちゅーるも欲しくないようです。
お薬入りのドリンクを飲ませました。
しばらくして、水を飲みに来ましたが、途中でフローリングで足を滑らせ、よろついた身体を支えることができずにそのまま転んでしまいました。
これに対しては、足裏バリカンとヨガマットを敷きっぱなしにして対策していこうと思います。
風呂場に行き、しばらく風呂を眺め、また玄関で過ごしていました。
今日はお昼もちゅーる拒否でした。
吐き気があるのか「ちゅぱちゅぱ」とよくしています。
昼下がり、私が寝室に置いてあるローテーブルでパソコンをしているとやってきて、ベランダの方を眺めていたので出してやりましたが、後ろ足に力が入らないようでしばらく立ちすくんでいました。
しばらくしても動かなかったので、一旦部屋にあげると出入口に置いてあるタオルの上で横になり、私の脚に寄りかかるようにして甘えてきました。
そのまましばらく膝枕で過ごしました。
お母ちゃんの脚が痺れたころ、ノアはぐっすり眠りこんでいました。
久しぶりに夢を見ていたのでしょうか。四つ足を歩かせ、開いた半目がキョロキョロと動いているのが見えました。さらに珍しくヨダレも垂らしていました。
元気なころは、さらに寝言でよく何か言っていたものです。
夕方になり、お腹がグーグーとなっていたので、そろそろ食べれるかもと思い、ちゅーるを差し出すと今日は噛みつかずに上手にペロペロと舐め取りながら食べることができました。
そのままの勢いで、3本食べきりました。
その後自分でお水を飲みましたが、ここのところ嘔吐していなかったのでノアに任せて様子を見ていると、こちらが下げなくても自分で辞めていました。
気分が悪く飲めなかっただけかもしれませんが、本人も学習しているのかもしれません。
夜、雨が上がっているうちに散歩に連れて出ました。抱っこでマーキングポイントまで行き、降ろしてしばらく様子を見るということを繰り返し、2つ目のマーキングポイントまでは全く動こうとしませんでしたが、3つめのマーキングポイントでは臭いを嗅いで2回もマーキングしました。
【今日の健康観察】
食事:ちゅーる3本
補水:薄めたスポーツドリンクをスポイトで適時、自己摂取200ml×3回
嘔吐:なし
排尿:中量3回
排便:なし(-4日)
服薬:ウルソデオキシコール酸100mg1錠、ネフガード1粒
清潔:モーニングケア(蒸しタオルで顔拭き、点眼、歯磨き)、散歩後の足と陰部洗浄
その他、気になることは腸蠕動音(お腹の音)も聞こえているのですが、4日間ほど便が出ていません。食べていないので仕方がないのでしょうか…。
明日、犬の解剖学を調べてから、優しくマッサージでもしてみようかと思います。
嘔吐については、薬の再開が良かったのか、固形物禁止が良かったのか、とにかくこの3日間は吐かずに過ごせていますので、このまま継続していこうと思います。
今日も、ノアと一緒の大切な1日を過ごすことができました。
続きはまた次回、更新します。