看護日記 その８
こんにちは。ノアの飼い主のノアのお母ちゃんです。
前回に引き続き、慢性腎不全の末期であろう、老犬ノアと過ごす最期の日々の様子を、日記のように記録していく形で、今回も書き残していこうと思います。
※あくまでも、素人の勝手な看護日記なので、獣医さんが首をかしげる内容も多々あるかと思いますので、もし試してみたいと思っていただいた内容がありましても、主治医の先生に相談してみて下さいね。
看護日記 その７
８/２８(金)
連日寝不足のお母ちゃんは、今日は熟睡してしまって気付かなかったのですが、朝起きると、なんと長女の布団で排便しておりました(^^;)
普通なら「なんてことだ！」となるのでしょうが、なんせ７日も出ていなかった為、安堵しました。
当の本人は玄関で眠っておりました。
今日も鼻がつまっていますしたので、モーニングケアに鼻のケアも加わり、投薬、食事、含嗽、トイレ見守りで４０～５０分はかかるので、夏休み明けのプランを練っておかなければならないと思います。
今日は朝から、吐き気があるようでえずいていたのですが、お母ちゃんは今日は研修があったので、少し焦っており、少々強引に食べさせてしまったところ、嘔吐してしまいました。
昨日吐いていないからといって、今目の前にいるノアの様子を見てはいたはずなのに、全然考えられていなかったと反省しました。
そんなノアを一人置いて9時半から夕方の４時ころまで留守番させることとなり、とても心配でしたが、頑張ってくれていました。
帰ると朝と同じ場所にいました。水も飲んだ形跡がなかったため、急いで水分補給をしてから鼻が詰まって苦しそうでしたので鼻のケアをしました。
珍しく「くぅ～ん」と鼻を鳴らすような甘えるような声で一鳴きしました。
夕食に、シリンジで餌を与えようとしたところ、唇の腫れが舌にまで広がり、人差し指の先程の腫瘍のようなものができているのを見つかりました。
これが痛くて水が飲めていなかったのかもしれません。
昨日見落としていたのでしょうか。もし、短期間にここまで大きな腫瘍ができたのだとすると、これからどんどん肥大化するのではないかと恐怖を感じます。
もしこれが肝臓の悪性腫瘍からの転移だとするとかなり痛みがあると思われます。
臭いの元も悪性腫瘍のものかもしれません。
ベランダに出してみましたが、トイレもしませんでした。
急激に悪くなっているようです。
今日は玄関に行くこともなく寝床に横たわったままです。
家で看取ると決めた時点で、覚悟は決めていましたが、やはり辛そうな姿のノアを目の当たりにしてしまうと可哀想でなりません。
来週からは、付きっきりで看られなくなるので病院に相談の上、痛み止めなどこの先のことを相談することとします....
【本日の健康観察】
食事：朝ちゅーる２本、夕食カロリーエース２５ml
嘔吐：ちゅーる２本分、ウルソデオキシコール酸100mg1錠、ビオフェルミン１錠
飲水：スポーツドリンクシリンジで適時、
排尿：中量１回
排便：カチカチのピンポン玉大
服薬：ウルソデオキシコール酸100mg２錠、ビオフェルミン２錠
清潔：モーニングケア(蒸しタオルで顔拭き、点眼、含嗽)、鼻のケア(蒸しタオル後、ワセリンを付けた綿棒で拭う)
その他：鼻詰まり、右唇から右の舌にかけて腫瘍 人差し指の先大
今日はノアと一緒に過ごせたというよりも、今日を何とか乗り切れたという感想です。
少しでもノアの辛さが軽減されますように。
今日もお付き合いいただき、ありがとうございます。
また次回更新します。
